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Cryptocurrencyの掲示板

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  • 2022/01/30 11:00
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掲示板のコメントはすべて投稿者の個人的な判断を表すものであり、
当社が投資の勧誘を目的としているものではありません。

  • 暗号資産の普及はもろ刃の剣、上昇につながらない公算-ゴールドマン
    1/28(金) 15:34配信

    (ブルームバーグ): 暗号資産(仮想通貨)の普及拡大が価格上昇につながるとの見方について、投資家は懐疑的になる必要があると、ゴールドマン・サックス・グループが指摘した。

    ゴールドマンのストラテジスト、ザック・パンドル氏とイザベラ・ローゼンバーグ氏はビットコインなど暗号資産について、ここ数年でメインストリームの資産としての魅力が高まる中で他のマクロ資産との相関関係が強まっており、最近の資産クラス全体のローテーションの中心になっていると、27日のリポートで指摘。これは暗号資産が分散投資の理想的な手段になるとの見方に逆行する。

    ビットコイン価格は、ブレークイーブンインフレ率(BEI)や原油価格など消費者物価のリスクの指標や、最先端のテクノロジー株とプラスの相関関係にあるが、実質金利やドルとはマイナスの相関関係にあるようだと、両氏は分析した。

    暗号資産の最近の下落は「メインストリーム化がもろ刃の剣になりかねない」ことを浮き彫りにしていると両氏は指摘。メインストリーム化によって「バリュエーションが上昇する可能性もある一方で、他の金融市場の変数との相関関係が強まり、暗号資産の保有による投資分散効果が低下する公算が大きい」との見方を示した。

    原題:

    Goldman Says Crypto Mainstream Acceptance May Not Boost Prices(抜粋)

    (c)2022 Bloomberg L.P.

  • インフレとビットコイン大幅下落、個人投資家が考えるべきこと【オピニオン】
    1/30(日) 7:00配信

    うつむいてばかりいないで、スクリーンを見て欲しい。ビットコイン(BTC)は10%値上がり。デイトレーダーに人気のアルトコイン、イーサ(ETH)、テラ(LUNA)、コスモス(ATOM)も値上がりしている。あなたの投資全体としては損失がでているとしても、チャートはグリーンになっている。

    暗号資産とボラティリティ
    1月25日の市場の反発は、デッド・キャット・バウンス(大幅下落後の一時的な小幅回復)かもしれないが、ボラティリティの高い暗号資産(仮想通貨)のサイクルにおけるデータポイントに過ぎない。

    このボラテリティこそが、多くの投資家が暗号資産市場に進出する時に求めているものである。同時に、準備のできていないレバレッジを効かせすぎた買い手にとっては、ひどい痛手をもたらすものだ。

    ここ6週間における暗号資産市場の動きを見て、「いつ買ったらいいだろうか?」と考える人もいるだろう。

    暗号資産は一度は、時価総額が3兆ドルにも達した資産クラスであり、ゴールドマン・サックスの元CEO、ロイド・ブランクファイン(Lloyd Blankfein)氏は24日、暗号資産はなくならないとコメントした。逆に、「絶対に手を出さない。訳が分からない」と宣言した人もいるだろう。

    その2者の中間に、堅実な意見というのがあるはずだ。私は投資の魔術師ではなく、暗号資産を報じる記者に過ぎないが、暗号資産に投資する唯一の適切な方法は、確信を持って投資することだと言える。

    当たり前のように聞こえるかもしれないが、暗号資産の構造的な特性(トークンは仲介業者を必要とせず、24時間365日世界中からアクセス可能といった点など)によって、しばしば詐欺が、より魅力的な買いのチャンスに見えてしまうのだ。

    市場のタイミングを読むことができれば、ダンプ(売り叩き)に巻き込まれるのではなく、パンプ(吊り上げ)の最中に利益を上げることができる。

    これまで、FOMO(機会を逃すことへの恐怖:fear of missing out)について多くが語られてきた。いつ買うのか?永遠にFOMOを避けるべきか、そもそも避けることができるのか?

    FOMOは、経済のあまりに多くの部分を突き動かす、不可欠なメカニズムだ。ブランディングによって計算される欲望と、羨望に突き動かされる投機、楽しみたいという人間的衝動が混ぜ合わさったものである。

    暗号資産の世界には、過剰な盛り上げの仕組みも存在しており、そのような派手なショーを超えて存在するプロジェクトは数少ない。ポンジ・スキーム的な経済学が、技術経済的なツールである暗号資産には織り込まれている。コミュニティを築くために、やる気を同調させ、利己的な買い手を惹きつけるための方法なのだ。

    しかし、仲介業者を排除し、行動学的経済メカニズムのみに依存するということは、ほぼすべてのトークンが、超資本主義的な搾取にさらされ得ることも意味する。拘束されない市場とは、幸福でもあり災いでもあるのだ。

    さらに、暗号資産は資産クラスとして、長編シリーズのヒーローのような物語の世界で生きている。値下がりする時には、燃え尽きるように暴落してしまう傾向があり、値上がりする時には、スマートなエリートスーツ組の一団が、分散型テックが金融からゲームまで、あらゆるものをディスラプト(創造的に破壊)していくと、ツイッタースレッドを展開する。

    コメンテーターたちが息をつかせずしゃべりたてている時、価格が高騰あるいは暴落している時に、暗号資産の経済学と、プロダクトマーケットフィットについて、批判的に考える時間を取ることは難しい。しかし、そうしなければならない。

    市場の頃合いを測ることはできないし、多くの場合、初期の参入者たちが、あなたが永遠に手にできないほどのトークンを保有しているという不利な状況で、あなたは市場に参入していくのだということも、知っておくべきだ。

    スマートになろう
    どうやらFRB(米連邦準備制度理事会)は、利上げをはじめとするインフレ対応策を検討しているようだ。多くの個人暗号資産投資家たちはまだ保有を続けているようだが、ここ数カ月、買いためていた訳でもない。少なくとも1000コインを保有する大口ビットコイン保有者「クジラ」はおおむね、その資産をステーブルコインへと移行させている。

    これらの情報をどう考えるだろうか?少なくとも私にとっては、自分で処理するにはあまりに情報量が多すぎて、圧倒されて理解できない。割安感があるからといって暗号資産にお金を注ぎ込んでおいて、市場が大暴落して2度と回復しないのはご免だ。しかし、私の銀行預金はインフレのせいで、価値を徐々に下げている。

    リスクは見方によっては、ボラティリティのいとこかもしれないし、分身かもしれない。「ベータ」という言葉は、価値判断を下すことなく、どちらの特徴も捉えてくれる。

    暗号資産が高ベータ資産クラスと表現することは、この体系的な危険と、信じられない値動きの両方をつなげてくれる。しかし、暗号資産のベータを買うことは、確信を持っていれば、単なる投機的な賭け以上のものとなる。

    暗号資産は、万人向けの投資ではない。そして、失っても構わない以上の資産を決して投資してはならない。そう約束して欲しい。

    私には、残念ながら信じてしまっているプロジェクトがいくつかあるのだ。暗号資産は、経済活動の大半において中心的なものとなることは決してないが、実際に存在する問題に対して、確かな解決策を提示することはできる。

    分散化は力強いものだ。暗号資産はそのレベルにまで到達し、現代の公共財インフラのようなものになるかもしれない。つまり、すべての人がアクセスでき、何者の影響も受けない、ということだ。

    長期的に暗号資産に投資することは、そのような考えに投資するということだ。しかし、その恩恵をいつか受けるために、暗号資産を保有している必要はないのだ。

    |翻訳・編集:山口晶子、佐藤茂|画像:Shutterstock.com|原文:Wipe Away Your Tears: Crypto Is About More Than Prices

  • ビットコイン、約770億円が取引所から移動──FRBのタカ派姿勢を受け流す
    1/28(金) 18:30配信

    暗号資産(仮想通貨)投資家は、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを加速するとの見通しを受け流し、ビットコインを買い増ししているようだ。

    グラスノードが提供するブロックチェーンデータを見ると、1万8000ビットコイン(約6億7000万ドル、約770億円)以上が27日、中央集権型取引所から移動し、1カ月以上ぶりの純流出額を記録した。暗号資産取引所BitMEXだけで9500ビットコイン以上の純流出となった。

    多くの投資家はビットコインを長期保有する際は取引所ではなく、直接保有することを選ぶ。つまり、純流出は強気センチメントを表すと考えられている。

    WBTCは増加傾向
    取引所からの移動(流出)は必ずしも受動的な投資を意味するわけではなく、投資家はしばしば中央集権型取引所から引き出したビットコインをイーサリアムブロックチェーン上でトークン化し、利回りを稼いでいる。

    ラップビットコイン(WBTC)は年初から1万3000増え、前年からの増加傾向が続いている。WBTCはイーサリアムブロックチェーンと互換性を持つ「ERC-20」トークンの1つで、ビットコインと1対1で裏付けられている。

    いずれにせよ、流出が増えていることは、取引所で販売可能なビットコインが減少し、価格が上昇する可能性が高くなることを意味する。

    FRBは26日、インフレ抑制に向けた金融引き締め姿勢を強めた。利上げは米連邦公開市場委員会(FOMC)前は4回と予想されていたが、5回との見方が強まっている。

    ビットコインなどのリスク資産は、FRBがインフレ抑制に注力していることから、引き続き下落圧力にさらされる可能性が高いと複数のアナリストはコメントしている。

    |翻訳:coindesk JAPAN|編集:増田隆幸|画像:Glassnode|原文:Bitcoin Worth $670M Leaves Centralized Exchanges After Hawkish Fed Comments

  • 【US市場】ビットコイン、オプション満期日を前にレンジ相場
    1/28(金) 12:55配信

    ビットコイン(BTC)は27日、ここ数日の乱高下を経て3万5000ドル~3万8000ドルのレンジで推移した。

    トレーダーは28日のオプション満期日を前にポジションを取り始めている。現時点では建玉は弱気センチメントとなっているが、一部のアナリストは、権利行使価格が最も多くなっている4万2000ドルにビットコインが近づくと期待している。

    「20億ドル相当のオプションが28日に満期日を迎えるため、さらなるボラティリティが予想される。トレーダーのセンチメントは入り乱れている」とスタックファンズのレオナルド・ネオ氏は27日、メモに記した。

    ビットコインの6カ月プット・コール・スキューはこのところ上昇している。これは市場参加者がダウンサイドのボラティリティから身を守ろうとしていることを示している。

    歴史的に見ると、6カ月スキューがプラスになることは弱気センチメントのピークを示しており、2020年4月と2021年5月下旬にも似た状況は起きている。

    オプション市場の不確実性はより大きな価格変動をもたらす可能性がある。

    「今後数週間で短期的に上昇する可能性はある。だが全体的には金融引き締めの継続が、第1四半期から第2四半期にかけて暗号資産に乱高下をもたらし続けるだろう」とファンドストラットのショーン・ファレルはニュースレターに記した。

    最新価格
    ●ビットコイン:35,668ドル、-4.00%●イーサリアム:2,321ドル、-7.95%

    ●S&P500:4327、-0.54%●ゴールド:1795ドル、-1.91%●米国10年債:1.81%

    大口保有者が中心
    ビットコイン取引は、グラスノードのデータによると、機関投資家規模の大きなサイズが中心となっている。下図を見ると、過去1年間、全ビットコイン取引の65%以上が100万ドル以上になっている。

    大口取引の増加傾向は、ビットコイン価格が1万ドル~1万1000ドルだった2020年10月頃から始まったという。だが過去数カ月間、上昇トレンドは鈍化している。

    一部のアナリストは、大口保有者と長期保有者をビットコインの安定した需要源と見ている。だが、価格が下落し続けた場合も変わらないだろうか?

    「グローバルな金利政策とリスク資産の下落に関連したマクロ経済の幅広い不確実さの中で、暗号資産市場は新たな試練を迎えている」とクラーケン・インテリジェンスのトーマス・ペルフモ(Thomas Perfumo)氏はコメントした。

    アルトコイン
    ●アバランチの第4四半期:アバランチ(AVAX)は、インセンティブ・キャンペーンなどに後押しされ、第4四半期(2021年10-12月期)にアクティブ・アドレス、トランザクション、預かり金額(TVL)、時価総額で史上最高を記録した。

    ●ワーナーミュージックグループ、メタバースに「コンサートテーマパーク」:ワーナーミュージックグループ(WMG)は人気メタバース「ザ・サンドボックス(The Sandbox)」に音楽に特化したテーマパークを開設し、メタバースに参入する。エド・シーラン、ブルーノ・マーズ、デュア・リパ、カーディ・Bなどワーナー所属アーティストによる「コンサートと音楽体験」が楽しめるという。

    |翻訳:coindesk JAPAN|編集:増田隆幸|画像:Glassnode|原文:Market Wrap: Bitcoin Rangebound Ahead of Option Expiry; Expect Higher Volatility

  • ビットコイン長期保有者、ついに「将来性」を疑問視? オンチェーン分析結果
    1/27(木) 20:58配信
    ニューズウィーク日本版

    <ビットコイン価格は昨年11月から下落が続いているが、実際に将来的な成長を確信する人が減少している傾向も、データからも明らかになってきた>

    2022年に入っても冴えない展開が続くビットコイン相場だが、オンチェーン的にも気になるデータが出てきました。クラーケン・インテリジェンスの1月のレポートによりますと、ビットコインの成長に確信を持つ層とみられる長期保有者の蓄積ペースが遅くなりました。また、ビットコインとイーサリアムのアクティブなアドレスの数も減少したことが確認されました。確かに投資家心理が最近弱気になり始めているようです。

    オンチェーン分析は、仮想通貨の取引量やアドレス数などブロックチェーン上で確認できる取引記録の傾向を分析して現在の相場動向を読み解く手法です。今回は、「古いコイン(Old Coin)・若いコイン(Young Coin)」の分析とアクティブアドレス数の推移について解説します。

    ■「古いコイン(Old Coin)・若いコイン(Young Coin)」

    クラーケン・インテリジェンスは、ある一定期間で動かなかったビットコイン供給量の全体に占める割合をビットコインの「ホドルウェーブ」と読んでいます。HODL(ホドル)は、長期保有者を意味し、日本では「ガチホ」と呼ばれています。

    ブロックチェーン分析企業Glassnodeのデータを基に、クラーケン・インテリジェンスが以下のようにホドルウェーブを分類しました。

    ●古代のコイン・失われたコイン(>5年):5年以上移動がなかったコインです。ほとんどの場合、失われたコインと考えられます。ビットコインの長期的な価値を重視する保有者が増えていることから、今後「昔のコイン・失われたコイン」の割合が増える可能性がありますが、5年以上全く動かさないケースは極めてまれです。

    ●古いコイン(6ヵ月~5年):6ヵ月から5年間移動がなかったコインで、長期保有者と考えられます。長期保有者は、弱気相場で蓄積し、強気相場が頂点に到達したと考える時に売る傾向があります。

    ●若いコイン(0~6ヵ月):移動なしの期間が6ヵ月未満のコインです。トレーダーやビットコインを支払い手段として使う短期保有者が多いと考えられます。

    ビットコインのホドルウェーブを見ると、長期保有者が2021年4月からビットコインの蓄積をしていましたが2021年11月ごろに利益確定の売りを始めた可能性があります。

    2021年4月30日から2021年11月22日の間、古いコインの全体に占める割合は12.11ポイントプラスし52.97%まで上昇。一方、若いコインの割合は13.6ポイント低下し、2015年10月以来で最低となる24.1%を記録しました。

    ネットワーク上での活動も鈍化
    しかし2021年11月、トレンドが変わりました。古いコインの割合は0.51ポイントマイナスになる一方、若いコインの割合は0.29ポイントプラスになりました。これは、すぐに市場で売買できるビットコインが増えたことを意味し、以前からのクラーケン・インテリジェンスの分析であった「サプライショック」からは遠ざかったことになります。

    ビットコインのネットワーク上における活動も鈍化しました。月間アクティブアドレス数の変化を見てみましょう。月間アクティブアドレスは、過去30日間で送金など取引が行われたアドレスの総数です。

    2021年11月以降、ビットコインの月間アクティブアドレス数は減少トレンドに転じました。
    2021年11月5日以降、ビットコインの月間アクティブアドレス数は1834万アドレスから1677万アドレスへと8.6%減少しました。2021年1月の水準と比較すると、24%のマイナスです。ビットコインのモメンタム(勢い)の低下を示しているかもしれません。

    イーサリアムの月間アドレス数も同じような傾向を見せています。

    イーサリアムの月間アドレス数は、2021年1月の770万アドレスから7.5%減少。2021年5月のピーク時から比較すると40.6%のマイナスでした。2021年11月中旬の水準と比較すると14.3%のマイナスで、2ヵ月続いた上昇トレンドが終わりました。イーサリアムに対するマーケットへの需要が低下傾向にあることが分かります。

    2021年11月以降、オンチェーン上の動きを見てみますと、長期保有者がトーンダウンし、ネットワーク活動が鈍化したのが分かりました。ビットコインの価格は、FRB(米連邦準備理事会)が今後のテーパリングの加速や利上げなどを示唆したFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録が公開された12月15日以降、さらに下落しました。米国の利上げによるビットコインへの影響について、仮想通貨市場参加者が懸念している可能性があります。

    ただ、今回の落ち込みが一時的であり長期的な上昇トレンドにおける「健全な調整」である可能性もあります。弱気相場へのトレンド転換かどうか、もう少し見極める時間が必要でしょう。

    参考:January 2022 Crypto On-Chain Digest

    千野剛司(クラーケン・ジャパン代表)

  • 【US市場】ビットコイン、上昇から反転──FRBは利上げ示唆
    1/27(木) 12:50配信

    ビットコイン(BTC)は26日、多くの伝統的な資産とともに乱高下を繰り返した。注目は25日-26日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備理事会(FRB)は会合後の声明で「FF金利の誘導目標レンジの引き上げはすぐに適切なものになる」と述べた。

    FRBは新型コロナウイルス感染拡大後にスタートさせた金融緩和政策を縮小している。前例のない金融緩和はこの1年、株式と暗号資産(仮想通貨)の上昇を支えた。

    ビットコインは26日、FRBの発表直後にそれまでの上昇から反転。アナリストは依然として懐疑的で、買い手の確信が低いなかで最近の反発は起きていたと指摘した。

    最新価格
    ●ビットコイン:37,154ドル、+0.90%●イーサリアム::2,530ドル、+3.76%

    ●S&P500:4350、-0.15%●ゴールド:1,818ドル、-1.88%●米国10年債:1.85%

    ※ビットコイン、イーサリアム、ゴールドの価格は、米東部時間16時(日本時間翌日6時)頃に取得。

    日本時間27日12時頃時点、ビットコインは3万6000ドル前後となっている。

    アルトコイン
    ●ドージコイン、上昇をリード:ビットコイン、イーサリアムなどの主要な暗号資産は、ニューヨークの取引時間直前に7%上昇、特にドージコイン(DOGE)が上昇をリードした。だがその後、0.14ドル付近となり、ドージコインは1週間で9%下落している。

    |翻訳:coindesk JAPAN|編集:増田隆幸|画像:CoinDesk|原文:Market Wrap: Bitcoin Rally Fades After Fed Signals Upcoming Rate Hike

  • 暗号通貨の今後を決める「米大統領令」、2月発表の見通し
    1/27(木) 11:30配信
    Forbes JAPAN

    ビットコインの価格は今週、3万3000ドルを下回り、11月のピーク時から50%以上も下落した。時価総額で第2位の暗号通貨であるイーサリアムも、昨年末に記録した約5000ドルから2300ドルに暴落した。

    そんな中、バイデン大統領が連邦政府機関に対し、暗号通貨のリスクとチャンスを判断するよう求める大統領令を2月に出すための準備を進めていると、ブルームバーグが報じた。

    この大統領令は、ホワイトハウスを暗号通貨に対応する政府の取り組みの中心に据えるもので、暗号通貨がもたらす経済的、規制的、国家安全保障的な課題を詳細に説明するものだという。また、様々な政府機関に対し2022年後半までに報告書を提出するよう求める可能性があるという。

    デジタルアセットマーケットメーカーのGSRのアナリストは、「バイデン大統領は、暗号通貨に関する包括的な政府の戦略の概要を示す大統領令を準備しており、連邦機関にそのリスクと機会を判断するよう求めている」と最新のレポートに記し、ビットコインとイーサリアムの低調なパフォーマンスは、「リスク資産の全般的な売りに起因している」と警告した。

    政府機関や規制当局は昨年から、急成長する暗号通貨市場を掌握するのに苦労しており、通貨監督庁(OCC)、証券取引委員会(SEC)、商品先物取引委員会(CFTC)らは、この業界の様々な側面を連邦法に準拠させるための方法を模索している。

    SECのゲイリー・ゲンスラー議長は昨年、暗号通貨取引の監視を強化するためにSECにさらなる権限を与えるよう議会に要求した。「暗号通貨業界では詐欺や悪徳商法、乱用が横行している。我々は、規制の隙間を突く取引を防ぐために、権限の強化を求める」と、議長は8月に述べていた。

    一方、暗号通貨業界の幹部は、規制が明確でないことを非難し、その結果、暗号通貨やブロックチェーンの導入で米国が他国に遅れをとる危険性を警告している。

    コインベースのブライアン・アームストロングCEOは、昨年末にウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿した論説の中で、「私が懸念しているのは、起業家や企業が規制当局から何を期待されているのか、ほとんど見えていないことだ。当局が取る立場は、一貫性や公平性を欠いている」と述べた。

    ■「消費者保護」が焦点に

    暗号通貨市場の極端なボラティリティーは、規制当局に投資家を保護するために行動を起こすようプレッシャーをかけている。

    ロンドンに拠点を置くブロックチェーンの分析企業Ellipticのリサーチャーは、先週発表したレポートの中で、「消費者保護は、2022年の暗号通貨業界の規制の焦点となる問題であり、消費者保護当局はこの業界の今後を決める上で大きな役割を担うことになる」と記している。

    先週、ロシアの中央銀行は、暗号通貨が金融の安定性や市民の暮らし、金融政策の主権を脅かすことを理由に、ロシア政府が中国にならってビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨を禁止することを提案した。

    Billy Bambrough

  • ビットコインが不安定な値動き、3カ月ぶりの大幅上昇の後に
    1/27(木) 6:01配信

    (ブルームバーグ): 暗号資産(仮想通貨)ビットコインは取引時間中として3カ月ぶりの大幅上昇となった後、不安定な値動きをたどった。米連邦公開市場委員会(FOMC)が定例会合で利上げ開始が近いと示唆したことが材料視された。

    ビットコインは一時6.4%高の3万8927ドルと、昨年10月15日以来の上昇率を記録。その後、上げ幅を半分余り減らした。FOMC決定を受けて他のリスク資産も相場が変動した。

    ビットコインは24日、一時3万3000ドルを割り込み、11月に付けたピークから50%余り下落していた。

    原題:Bitcoin Fluctuates After Posting Biggest Increase Since October(抜粋)

    (c)2022 Bloomberg L.P.

  • 【US市場】ビットコインは3万6000ドルを回復、アナリストはまだ懐疑的
    1/26(水) 12:30配信

    ビットコイン(BTC)は25日、3万6000ドルを超えて上昇したが、過去24時間では約0.38%下落している。イーサリアム(ETH)は約0.76%下落。午前中の反発を見ると、買い手が戻り始めているように思えるが、一部のアナリストは26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を前に乱高下を予想している。FOMCは25・26日に開催される。

    米連邦準備理事会(FRB)は、量的緩和を3月に終了させることの詳細を説明する予定で、3月には利上げも見込まれている。金融引き締め政策への懸念は、過去2週間、株式や暗号資産を含むリスク資産の急激な下落を招いた。

    マクロ経済と規制の不確実性から、一部の暗号資産投資家は様子見を続ける可能性があるが、短期トレーダーがビットコインのスポット(現物)市場に戻ってきたようだ。

    ビットコインの取引高は、ビットコインが4万ドルを割った後、この数日で増加しており、今後、ボラティリティが高まる可能性がある。

    最新価格
    ●ビットコイン:36,679ドル、-0.38%●イーサリアム:2,424ドル、-0.76%

    ●S&P500:4356、-1.22%●ゴールド:1,848ドル、+0.35%●米国10年債:1.78%

    ビットコインのロングポジションの清算や建玉など、複数の市場指標はさらなる下落の可能性を示している。

    「下落の中での清算が以前よりも比較的少ないことは、水面下にあるロングがさらなる下落にさらされていることを示しているのかもしれない」とアーケーン・リサーチは25日のレポートに書いている。

    ビットコインのドミナンス、上昇
    もう1つの注意すべきサインは、ビットコインのドミナンス(暗号資産全体の時価総額に対するビットコインの割合)が最近上昇していることだ。通常、ドミナンスの上昇は、ビットコインがアルトコインよりもリスクが低いと見なされていることを示す。

    アルトコイン
    ●ソラナとポルカドット、アルトコインの上昇をリード:複数のアルトコインは約12%上昇。ポルカドット(DOT)、ソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)が上昇をリードした。暗号資産の時価総額は5%上昇した。

    ●イーサリアム・マネー・マーケット、記録的な清算:ビットコイン・イーサリアム・レシオは24日、3カ月ぶりの高水準まで上昇、短期的にはビットコインがイーサリアムを上回ることを示している。イーサリアムの下落は、アーベ(AAVE)、コンパウンド(Compound)、メーカーダオ(MakerDAO)などのイーサリアムベースの大手レンディングプロジェクトにロックされていた担保の清算を引き起こした。メーカーダオは清算違約金で1500万ドル(約17億円)以上の収益をあげた。

    |翻訳:coindesk JAPAN|編集:増田隆幸|画像:CoinDesk|原文:Market Wrap: Bitcoin Little Changed as Analysts Remain Skeptical

  • 暗号資産の時価総額、3週間で80兆円が消える──過去最高から約半分に
    1/25(火) 18:30配信

    暗号資産(仮想通貨)は、時価総額が年初の2兆3000億ドル(約260兆円)から24日時点では1兆6000億ドル(約180兆円)となり、わずか3週間あまりで約30%減少した。

    CoinGeckoのデータによると、ビットコイン(BTC)は年初から約30%、イーサリアム(ETH)は約40%下落し、全体では約7000億ドルの時価総額が失われた。11月に記録した過去最高の約3兆1000億ドルからは、約半分になっている。

    「暗号資産の冬」再び
    ボラティリティの大きな暗号資産が50%を超えるような急激で壊滅的なドローダウンを経験することは珍しいことではない。

    2013年4月、ビットコイン1月のわずか13ドルから230ドルの高値まで上昇。しかし数日で68ドルまで、約70%も下落した。

    2017年から2018年にかけての強気相場でも同様のパターン、すなわち迅速かつ放物線的な価格上昇と、その数週間後の急落を経験。暗号資産の時価総額は2018年1月の8500億ドルから12月には1300億ドルとなり、85%という驚異的な減少となった。

    その後、ビットコインが2017年の史上最高値を回復するまでには3年かかり、いわゆる「暗号資産の冬」として記憶されている。

    ドローダウンの大きさはさまざまだが、昨年、一部のトレーダーが提供した「スーパーサイクル仮説」(暗号資産は大幅な普及の直前にあるという仮説)は水面下に沈んでいるようだ。

    安全なポケット
    一部のトレーダーにとっては、複数のアルトコインが救いとなっているようだ。

    市場が成熟するにつれて、ビットコインとイーサリアムのドミナンスは低下しており、アルトコインが暗号資産全体の時価総額の大きな部分を占めるようになっている。

    ファントム(FTM)やコスモス(ATOM)は、ビットコインとイーサリアムのパフォーマンスを上回っている。

    その一方で、ポリゴン(MATIC)、ソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)など、昨年大きな注目を集めた暗号資産のいくつかは、年初から大きく下落している。

    |翻訳:coindesk JAPAN|編集:増田隆幸|画像:CoinGecko|原文:Crypto Sell-Off Wipes $700B From Industry Market Cap So Far in 2022

  • ビットコイン、一時はピーク時の半値に
    1/25(火) 11:29配信
    CNET Japan

    ビットコイン、一時はピーク時の半値にの画像

     ビットコインの価格が米国時間1月24日午前、最高値を記録した2021年11月の約半分まで落ち込んだ。ビットコイン価格は一時3万4000ドルを割り、21日から約10%下落した。

     下落した仮想通貨はビットコインだけではない。CNBCは24日、ビットコインを含む多くのデジタル通貨が先週末にかけて急落し、仮想通貨市場全体で直近24時間で約1300億ドル(約15兆円)が失われたと報じた。12月の大半を4000ドル周辺で推移したイーサは1月にかけて下落しており、24日には一時2100ドル台となった。

     下落の背景には、米連邦準備制度理事会(FRB)がまもなく金融政策を引き締めて金利を引き上げる可能性を示唆したことがある。その結果、仮想通貨やハイテク企業株を含む高リスクの資産を売る動きが広がったと、The Wall Street Journal(WSJ)は報じている。

     FRBは先週、長らく待ち望まれていた中央銀行デジタル通貨(CBDC)の潜在的メリットとデメリットを調査した討議資料を公開し、意見の公募を開始した。多くの仮想通貨が国の金融当局によって発行および規制されているのとは異なり、FRBは、デジタル通貨に対する立場を表明していないが、この動きは、仮想通貨の人気の高まりに伴って、デジタル通貨に対する米国政府の関心と懸念が高まっていることを表している。

    この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

  • 暗号資産ファンド、市場下落のなかプラスに──押し目買いの動き
    1/25(火) 9:50配信

    先週、数カ月で最悪の市場環境に投資家が苦しむなか、暗号資産(仮想通貨)ファンドは押し目買いの動きが見られた。

    暗号資産運用会社のコインシェアーズ(CoinShares)が24日発表したレポートによると、暗号資産ファンドは1月21日までの7日間に1440万ドルの流入超となり、流出超は5週連続で終わった。

    資金流入が見られたのは週後半の「価格が大幅に落ち込んだ時期」だったという。「投資家は現在の価格水準を買いのチャンスと見ている」。

    ビットコイン(BTC)価格は23日までの7日間で16%下落し、2021年5月以来の最悪の週となった。イーサリアム(ETH)は、過去7日間で29%下落した。

    コインシェアーズによると、先週の資金流入はビットコインファンドが中心で、1380万ドルの流入超。一方、イーサリアムファンドは1560万ドルの流出超となった。

    その他、ソラナ(SOL)は140万ドル、ポルカドット(DOT)は150万ドル、カルダノ(ADA)は150万ドル、複数の暗号資産を扱うファンドは800万ドルの流入超となった。

    |翻訳:coindesk JAPAN|編集:増田隆幸|画像:CoinShares|原文:Investors Put $14M Into Crypto Funds Last Week as Bitcoin Market Cratered

  • ビットコイン半年ぶり安値、ウクライナ巡る懸念でリスク資産に売り
    1/25(火) 0:00配信

    暗号資産(仮想通貨)ビットコインBTC=BTSP>が24日の取引で約9%下落し、6カ月ぶりの安値を付けた。

    [ロンドン 24日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)ビットコインBTC=BTSP>が24日の取引で約9%下落し、6カ月ぶりの安値を付けた。ロシアによるウクライナ侵攻の懸念で世界的にリスク資産に売りが出ている。

    ビットコインは8.8%安の3万3058ドルと、昨年7月23日以来の安値を更新。昨年11月に付けた過去最高値の6万9000ドルの半分以下の水準となった。

    米国務省は23日、ロシアが軍事行動を取る恐れがあるとして、在ウクライナ大使館職員の家族に出国を命じたと発表。また、米政府職員の自主的な出国を認めたほか、米国民も直ちに国外退避を検討すべきと表明した。

    紛争に対する懸念から世界的に株価が下落する一方、ドル相場のほか原油価格が上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)を25─26日に控えていることも市場が神経質になる要因になっている。

    ビットコインに連動する傾向のある他の仮想通貨も下落。イーサは13%安の2202ドルと、昨年7月27以来の安値を付けた。

    ホライゾンのプレジデント、マーク・エレノウィッツ氏は「マクロ経済情勢が変化するまでビットコインは向かい風に直面する」とし、「利上げが実施されれば、ビットコインなどのリスク資産に一段の売りが出る可能性がある」と述べた。

  • ビットコイン、テクニカル指標は売られ過ぎも大口投資家は表れず
    1/24(月) 20:55配信

    ビットコイン(BTC)の下落はテクニカル指標では行き過ぎに思えるが、クジラや大口投資家の需要は依然として見られず、トレンドがすぐに反転上昇する可能性は低いことを示している。

    ビットコインの14日相対力指数(RSI)は30を下回る過去最低レベルとなり、売られ過ぎ状態を表しているようだ。

    この数値は、価格下落が速すぎることを意味し、弱気筋はひと息いて市場はレンジ相場となる可能性がある。この水準は前回は2021年5月20日に見られ、ビットコインはその後、数週間にわたって3万ドル超で横ばいとなった。

    「日足RSIが過去最低となっても、ビットコインが底を打ったとは言えない。我々の見解では、投資家がマーケットに再参入するための自信を築くには良好な横ばい局面が必要だ」とスタック・ファンズ(Stack Funds)のレナード・ネオ(Lennard Neo)氏はコメントした。

    インドの暗号資産運用会社MintingMの創業者ジテッシュ・タイ(Jitesh Tipe)氏によると、週足RSIは、過去に価格の底となった35に近づいているという。

    大口バイヤーが不足
    とはいえ、RSIは他のテクニカル指標と同様に、単独では信頼性は低く、売られ過ぎや買われ過ぎが長期間続く可能性がある。

    「家を建てるとき、大工はハンマーを使うが、ハンマーだけでは役に立たない。のこぎり、ドリルなども必要だ」とDailyFXのアナリストは述べている。

    トレーダーはしばしば、クジラ(大口保有者)の需要、デリバティブ市場データ、マクロ要因などの指標とともにRSIを使う。

    当記事執筆時点、大口投資家の新たな買いのサインは見られない。また1000ビットコイン以上の大口投資家の保有残高は低迷し、昨年9月からの価格上昇から乖離していた。

    「クジラと呼ばれる大口バイヤーがまだ不足している」とニュースレター「Blockware Intelligence」の著者ウィリアム・クレメンテ(William Clemente)氏は21日発行された最新版に記した。

    9月のクジラの保有残高と価格上昇の乖離は、おそらく2カ月にわたって見られた価格下落の先行指標だったのだろう。2021年5月の下落の前にも同様の乖離が見られた。

    米連邦準備理事会(FRB)が利上げを早めることへの根強い懸念と米ロの緊張が安全資産であるドルを押し上げ、ビットコイン上昇を妨げる可能性がある。

    「今、インフレや地政学的な緊張のようなマクロ経済の不確実性からの恐怖が暗号資産市場に溢れ出している。ビットコインとドルの間に強い相関関係が加わり、ビットコインに下落圧力を加え続けている。したがって、短期的に多くの価格変動がありつつ、RSIは低い水準のまま続くと考えている」とスタック・ファンズのネオ氏は述べた。

    |翻訳:coindesk JAPAN|編集:増田隆幸|画像:TradingView|原文:Bitcoin Whales Stay Away Even as Technical Indicator Flashes Oversold

  • 2022-01-24 20:52
    通常市況
    ビットコイン 上値が重い、対ドルでは3万3800ドル台

     代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは上値が重く、対ドルでは3万3800ドル台で推移。本日は終始上値が重く、一時昨年7月以来となる3万3000円割れ直前まで下がっている。ビットコイン円も376万円台まで一時弱含んでいる。

  • ハイテク株は暗号資産価格に影響していない【オピニオン】
    1/24(月) 14:00配信

    暗号資産(仮想通貨)の価格が下落している。こうした時、多くの人は犯人を捜す。

    我々は、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の需要が枯渇していると指摘してきた。だが「何が起きているか?」には答えてきたが、「なぜ?」には答えていなかった。

    ハイテク株との相関関係
    暗号資産についての根強い、よく知られた神話の1つは、完全に合理的に思えるかもしれないが、データを分析すると成立しない。神話とは、暗号資産はハイテク株との相関関係が高いというものだ。

    先週、ビットコイン下落と同時にハイテク大手の株が下落したことで、この説は支持を集めている。

    一見、合理的に思えることには多くの理由がある。つまり、ビットコインに限らず暗号資産を購入することは、そのテクノロジーが多くのユーザーの支持を得ることに賭けることだ。ビットコイン保有者は4000万弱、世界の人口はその約200倍なので、保有者はさらに増えていくだろうと考えられている。

    つまり、新しいテクノロジーにまつわるストーリーは、ビットコインの誕生ストーリーに欠かせないインフレヘッジのストーリーを大きく超えると予想されている。だが、本当にそうだろうか?

    データを見ると……そうとは言えない。

    ハイテク銘柄の動向を表すとされるナスダック100指数には、ハイテク大手がひしめいている。アップル、マイクロソフト、アマゾン、メタ(旧フェイスブック)、テスラ、アルファベットは12月31日時点、ナスダック100指数の時価総額の43%を占めている。

    価格に影響を与える要因
    ビットコインは暗号資産全体を表すものではないが、ビットコインとナスダックの相関係数は0.22。プラスだが、相関係数としては小さい。

    だが、ビットコインはインフレヘッジとなるというストーリーは、さらに弱い。ビットコインとドル指数の相関係数はマイナス0.13。米国債の目安となるiシェアーズ20年超ETFに対しては、わずかマイナス0.02。つまり、相関関係はまったく見られない。

    暗号資産市場の現状を説明できる要因はほかにありそうだ。例えば、過去1年の大きな価格変動がすべて中国の規制動向に関連していることを考えると、こうした出来事とビットコインの関連を無視することはできない。

    少なくとも当面、ビットコイン価格は、グローバルなリスク指向と中国におけるさまざまな市場メカニズム(および中国での規制の余波)の組み合わせと言えるだろう。こうした要因の影響は静的なものではない。だが米連邦準備理事会(FRB)の動向よりも多くを説明できる。

    |翻訳:coindesk JAPAN|編集:増田隆幸|画像:CoinDesk|原文:No, Tech Stocks Aren’t Driving Crypto Prices

  • ロシア中銀が暗号資産の禁止提案 金融リスク理由、野党資金も標的?
    1/24(月) 7:30配信

     ロシアでビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)が禁止される可能性が強まってきた。ロシア中銀が20日に発表したリポートで、金融システムを不安定にする恐れがあるなどとして、ロシア国内での取引などの禁止を提案した。今後、法改正を求めていく方針だ。ただ、反政権姿勢の野党などへの資金供給を断つ狙いも指摘されている。

     リポートによると、世界の暗号資産の時価総額は昨年12月時点で2兆3千億ドル(約260兆円)だった。ロシア人の利用も増えており、年間の取引額が50億ドルにのぼるという試算もあるという。

     しかし、価格変動が激しく、多くの資産を失うリスクがあるほか、リポートは「麻薬取引やテロ組織の資金調達などの違法行為にも頻繁に使われている」との懸念も示している。

    朝日新聞社

  • ビットコイン、過去8カ月で最悪の週──一時、3万5000ドル割れ
    1/24(月) 11:05配信

    ビットコイン(BTC)は過去8カ月で最悪の週となった。当記事執筆時、この1週間で19%下落し、2021年5月──中国が暗号資産の取引とマイニングへの規制を強化し、イーロン・マスク氏のツイートによって、ビットコインブロックチェーンが環境に及ぼす悪影響に多くの注目が集まった頃──以来の最悪のパフォーマンスとなった。

    今、暗号資産トレーダーは、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の引き締めを急ぐ可能性にあることを織り込んでいるようだ。2020年と2021年のビットコイン価格上昇の理由として、FRBの景気刺激策(数兆ドル規模の量的緩和)が広くあげられている。

    ビットコインは2021年11月の史上最高値から約半分まで下落しており、暗号資産市場がいかに不安定なものかを思い起こさせた。

    「過去2年の暗号資産の強気要因の1つは、世界的なパンデミックに関連した財政・金融刺激策の余剰であり、その多くは終わりを迎えつつある」と米暗号資産取引所コインベース(Coinbase)の機関投資家リサーチ責任者デビッド・デュオン(David Duong)氏は22日、レポートに記した。

    ビットコイン下落
    この1週間の下落は「感情的になっている」ようだとフェアリード・ストラテジーズ(Fairlead Strategies)のケイティ・ストックトン(Katie Stockton)氏は述べた。

    「揺り戻しはよくあることなので、長期的な弱気スタンスを取る前に、サポートを割ることを確認した方がよいだろう」

    エルサルバドルのブケレ大統領は21日夜、410ビットコインを約1500万ドルで購入したとツイート、「一部の人は本当に安く売却している」と述べた。

    ビットコインは一時3万5000ドルを割った。日本時間24日10時50分時点では、3万5700ドル付近となっている。

    ツイッターやレディットなどのSNSにはブラックユーモアが溢れた。あるユーザーは、ビットコインの価格チャートはピカチュウの尖った耳に似ていると述べた。

    |翻訳:coindesk JAPAN|編集:増田隆幸|画像:CoinDesk|原文:Bitcoin Heads for Worst Week in 8 Months as Traders Lament 'Pikachu Pattern'

  • 米ドルステーブルコイン「DAI」が上場へ、CoinBestで
    1/21(金) 18:34配信

    暗号資産(仮想通貨)取引所などを運営するコインベスト(CoinBest)が、ステーブルコイン「ダイ(DAI)」を取り扱う予定であることが1月21日に分かった。同社の暗号資産販売所及び取引所において、2月末に取扱が開始される予定とのことだ。

    「ダイ(DAI)」はイーサリアムベースのステーブルコインで、暗号資産を担保として米ドルにソフトペッグされている。

    「ダイ(DAI)」はメーカーダオ(Maker DAO)によって作成されたステーブルコイン。なお先日暗号資産取引所のビットバンク(bitbank)が、メーカーダオのガバナンストークン「メイカー(MKR)」を取り扱い始めたことでも話題になった。

    コインベストは2020年9月に「資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者」として登録(関東財務局長第00023号)が完了した事業者。

    取引所ではビットコイン(BTC)を、販売所ではビットコインとイーサリアムのイーサ(ETH)を取り扱っている。またコインベストはマイニングサポート、システム開発支援を行なっている。

    大口OTC取引サービスや暗号資産レンディングサービスは現在準備中だ。

    竹田匡宏(幻冬舎 あたらしい経済)

  • 2022-01-21 18:23
    ニュース
    ビットコイン4万ドル割れ、一時7.4%急落 昨年8月初め以来の安値=ブルームバーグ

    ブルームバーグによると、暗号資産 (仮想通貨) ビットコイン の価格がアジア時間21日昼の取引で4万ドルを割り込み、昨年8月初め以来の安値を付けた。グローバル市場でリスク回避の動きが再び広がった。ビットコインは一時7.4%安の約3万8261ドルまで急落した。昨年11月10日に記録した6万9000ドル近い過去最高値から40%余り反落した計算だ。イーサも3000ドルを割り込んだ。暗号資産全体の時価総額は、11月のピーク以降で約1兆ドル(約113兆8400億円)失われた。
    20日の米株式市場では、テクノロジー関連株が売り圧力にさらされ、ナスダック100指数は調整局面入り。ビットコインもハイテク株の値動きを後追いした。

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